「どのような健康状態の方であっても、生きがいをもって住み続けられる『希望ある暮らし』を提供する」

日本は今、かつてないスピードで高齢化が進み、社会全体が大きな転換期を迎えています。毎年150万人を超える方々がその生涯を終え、2040年には、最期の時を迎える場所を確保できず、十分な終末期医療を受けられないまま旅立つ方が49万人に達すると予測されています。
このような現実のなかで、「最期まで自分らしく過ごしたい」と願う声が年々高まっています。自分らしい最期を迎えたいという思いは、誰にとってもごく自然なものであり、尊重されるべき大切な願いです。
しかし実際には、重い病に直面し、日常生活も困難になる中で、「自宅で穏やかに過ごしたい」という思いがあっても、介護や看護の支援を受けられる体制が十分でなく、ご本人やご家族が希望を見失ってしまうケースも少なくありません。今後ますます、医療と介護が密接に連携した仕組みの整備が必要だと感じております。当社は、2024年10月より、全国300か所以上の医療・介護施設ネットワークを有するCUCパートナーズの一員となりました。この連携を通じて、医療的なケアを適切に取り入れ、サービスの質をさらに高めることで、ご利用者さまにより一層安心してお過ごしいただける環境づくりを進めております。
私たちが目指すのは、「どのような健康状態であっても、生きがいと希望をもって暮らし続けられる場所」を提供することです。テクノロジーの力を活用して業務の効率化を図り、本来の“ケア”により多くの時間を充てることで、ご利用者さまに満足いただき、スタッフの働きがい向上にも繋がる環境づくりに取り組んでまいります。
私たちはこれからも、皆さまの健康とより充実した日々を支えるため、誠心誠意努力してまいります。どのような状況にあっても、希望と安心を感じていただける存在であり続けられるよう、一歩一歩、確かな歩みを進めてまいります。