介護職(デイサービス) #INTERVIEW
未経験から介護のリーダーに。心に寄り添うケアを。
大西 茜草
おおにし あかね

プロフィール
介護職のオープニングスタッフ募集をきっかけに、アパレル業界から未経験の介護業界へキャリアチェンジ。特別養護老人ホームの介護職として6年間の経験を積んだのち、ワークライフバランスを重視した働き方を求め転職。2021年よりデイサービスセンター泉共 発寒中央に入社し、2024年からは同施設のリーダーを務める。休日はお酒を嗜みながら、おかずやおつまみの作り置きを楽しむほか、デイサービスに活かすためのレクリエーションの企画・研究にも取り組んでいる。
※本記事は2025年6月時点の情報を掲載しています。
“チャレンジ精神”を忘れず、いつも前向きに。
アパレル業界から、介護業界に転職した理由をお教えいただけますか?
結婚を機にアパレル業を離れ、しばらくは育児に専念していました。子どもが成長し、正社員としてもう一度働きたいと考えていた頃、家の近所に新しく特別養護老人ホームができると知り、「未経験だけどやってみたい」と思い切って応募したことがきっかけです。
入社後は覚えることも多く、想像以上に気力も体力も必要でしたね。介護度の高い方のケアを中心に、食事や入浴、排泄などの身体介助に加え、健康管理など、さまざまな業務を経験しながら、介護の基礎をしっかりと身につけることができました。なにより、ご利用者さまからの「ありがとう」という言葉が本当に励みになりましたし、もともと人と話すことが好きだったこともあって、「この仕事、自分に向いているかもしれない」と感じるようになりました。この6年間の経験は、今でも自分にとって大きな土台になっています。
特別養護老人ホームから、泉共に転職した理由は何ですか?
前職ではフルタイムで働いていましたが、家庭とのバランスを考えたときに、もう少し自分のライフスタイルに合った働き方をしたいと思うようになりました。そんな時に泉共の求人を見つけたんです。休みが不規則ではなく、日曜日が固定で休めることが一番の決め手になりました。
泉共に入社して今年で4年目。現在は、ご利用者さまの送迎をはじめ、入浴やトイレの介助、レクリエーションの企画など、幅広く業務を行っています。日常生活動作(ADL)の維持や改善が必要な方への支援にも力を入れていますね。
今後は、介護度の高い方の受け入れも増えていく予定です。特養での経験を活かせる場面が増えると思うので、経験や視点をスタッフへ共有しつつ、ご利用者さまのケアの質を施設全体で高めていきたいです。

周りを巻き込むことで、やりがいが育まれる。
日々の業務で、やりがいを感じる瞬間はありますか?
泉共発寒中央では月に一度、JRや地下鉄、送迎バスを利用して、ご利用者さまと遠出する「外出行事」を実施しています。行き先はスタッフ同士で話し合い、実際に下見を重ねながら企画。これまでに小樽やエスコンフィールド(北広島)にも出かけました。最初は、20名ほどの参加でしたが、現在では50名以上で外出しています。
ご利用者さまの「去年あそこに行って楽しかった」「久しぶりに電車に乗れた」といったお言葉や笑顔が何よりの励みで、「次はどこへ行こうか」とスタッフ同士で考える時間も、やりがいになっています。気づけば施設にとって特別なイベントになっていますね。その思い出を一緒に共有できることはすごく嬉しいです。
スタッフ同士、かなり仲が良いんですね。
現場の雰囲気は明るく、スタッフ同士のコミュニケーションも活発です。日々の業務では自然と声を掛け合いながら助け合う関係性ができており、残業があったときもお互いにフォローし合う姿勢があります。「ご利用者さまのために」という気持ちが強いスタッフが多いからこそ、毎日充実した業務ができているのだと感じます。
また泉共は、スタッフ一人ひとりに寄り添いながら、成長の機会をつくってくれる環境があります。段階を踏んで次のステップへ進ませてくれるので、なりたい自分に向かって安心して挑戦できますし、自然と仕事に一生懸命になれますね。

その人の生き方を知ることが、より良いケアへの近道。
現在は、生活相談員を目指しているとお聞きしました。
介護職として日々ご利用者さまと向き合うなかで、「これからどんな形で人と関わっていきたいか」を改めて考えるようになりました。そしてたどり着いたのが「生活相談員」という新たな目標です。
これまでは、ご利用者さまの表情や言葉に寄り添いながら、丁寧なケアを心がけてきました。しかし、より良いケアを追求するうちに、その背景にあるご家族の存在も大切だと気づいたんです。「実は、昔こんな趣味があったんですよ」と、何気ないご家族のひと言が、介護の接し方や提供するサービスを大きく変えることもあります。ご利用者さまの「今」だけでなく「これから」にも寄り添うためにも、「生活相談員」を目指して、その人らしいケアを考え提供できる人になりたいと思っています。
今後、どんな方と一緒に働きたいですか?
私自身も、介護職は未経験からのスタートでした。「やってみたい」という気持ちがあれば、どなたでも挑戦して始められる仕事だと思っています。分からないことがあれば、すぐに相談できる環境がありますし、周りの先輩方のサポートも手厚いです。私自身もリーダーとして、丁寧にフォローしていきたいと思っています。人を笑顔にすることが好きな方には、ぴったりな仕事かもしれません。介護業界に少しでも興味がある方は、ぜひ一緒に働きましょう。

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